アメリカの音響機器メーカーであるAEAの手がけた数少ないコンシューマーモデル。 元々はガレージバンドのための安価かつ高品位なレコーディング機材を作りたいと言う気持ちから、フロリダ大学の大学院生であったケンレナードによって1960年代に設立されました。 はじめはミキシングコンソールを手がけたことに始まりますが、その音質の良さが定評を博した事は言うまでもありません。 過去にはアトランティック・レコードにも機器の導入実績もあり、名だたるアーティストのレコーディングにも活躍しました。 イーグルスやギョージ・ベンドン、ビージーズ、エリック・クラプトン．．．などなど音楽ファンにとってはお馴染みのアーティストではないでしょうか？ 特に、今回出品の520はそんな同社の歴史的な傑作アンプであり、開発にはエリック・クラプトンが設立者のケンレナードに打診したという逸話が残ります。 クラプトン自身では真空管モデルであるオーディオリサーチのSP-3を最高のアンプとして愛用した事は有名ですが、それに代わるソリッドステートモデルとしての完成度の高さに感銘を受け購入に至りました。 肝心の音質におきましてはオーディオリサーチファンにとってはお馴染みのパンチの効いたサウンドが特長であり、改めて試聴してみるとそっくりであり驚きです！ 音楽のジャンルもJAZZやPOPSも素晴らしいですが、ROCKの再現力には一目をおきます！ デザインにおきましてはフロントパネルの質感や色合い、スイッチやツマミなどの雰囲気もどこかオーディオリサーチを彷彿路させる佇まいですね。 定価は298000円と高価なモデルでした。 コンディションに於きましてはキズやサビと言った傷みは殆ど見られず、綺麗な個体かと思います。 ボリューム等のガリはございますが、音出しも良好であり、素晴らしいサウンドですね。 このモデルに見られるプッシュスイッチの接触不良はやや確認されますが、軽微な症状です。 内部は全てオリジナルの状態であり、かなり綺麗です！ 恐らくシュリロの正規品かと思われます。 100Vにてご使用頂けます。 大変高価なものですので、試聴される方大歓迎です！ まはその他に気になることがございましたら質問欄または０９０－４７４７－２２２６までお気軽にご連絡ください。